世界の王さんのエピソード。
「シーズン中も、朝4時に起床。寒稽古に始まり、素振り、素振り。その日の試合を行って、また素振り。終わるのは、いつも午前0時を回っていた。時々、そのまま、朝になってしまうこともある。地方への遠征中ももちろん休まない・・・(証言 荒川博氏が語る王貞治の真実より)」
普段からの鍛錬なくして、本当にお客様の立場に立った仕事はできません。
(続き)
「王の激しい足の動きに、畳が1日一枚ずつ破れていく。荒川氏の自宅の八畳間で素振りをしていると、1日一枚畳が破れていくので、畳の裏表を入れ替えて、16日で全部だめになる。そこで、2日間は破れないような硬い畳を作ってもらったら、こんどは、畳に負けて、王の右足の小指が裂けてきた。『ホームラン王を取るには、指が一本くらいとれるのは、あたりまえだろ?』と荒川氏が聞くと、王は素直に「ハイ」と返事をした。」
本当のプロってこういうことなんでしょうね。
|