Q
「どうして冬はこんなに乾燥するの?」
A
「湿度には「絶対湿度」と「相対湿度」の2種類があります。絶対温度とは1kgの空気に含まれる水分量。相対湿度は、その空気が最大含むことのできる水分量(飽和水蒸気量)に対する割合を示します。
私たちが普段よく耳にする湿度は相対湿度の方で、これは温度との関係で決まります。温度が高いと空気中に含むことのできる水分量は多くなり、温度が低いと水分量も少なくなります。30℃では空気1m330.4
gの水分を含むことができますが、10℃では9.3g、0℃では4.8gしか含むことができません。
つまり、寒い冬はもともと空気中の水分量が少ない上、そこへ暖房が加わったことでさらに乾燥することになるのです。
たとえば、冬、外出先から帰ってきたとしましょう。帰った当初は室温12℃・湿度50%だった部屋も、暖房を入れて室温を25℃に上げると、湿度は22%まで下がってしまいます。乾燥した状態だと喉を傷めやすく、また、ウイルスが繁殖しやすくなるので注意が必要です。」
(パナソニックホームページより)
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